コメディカル養成

不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター

不妊症と生殖医療

日本において不妊に悩むカップルが増加し、それに伴い不妊外来を受診される方や不妊治療を受ける方も増加しています。

不妊症は様々な要因によって引き起こされるのですが、因子を持つのは男女ともに同程度の割合であることはまだ広く認知されていないのが現状です。そのためカップル間や周辺の方々とのかかわりの中で、精神的に消耗してしまうことが多くあります。さらに不妊治療が肉体的にも精神的にも負担が大きい場合や、そもそも精神的な要因が不妊症の原因になっているケースなどもあり、生殖医療の現場では患者へのメンタルケアが非常に重要となります。

メンタルケアは不妊治療において重要な役割を担っているにもかかわらず、医師・看護師だけではカバーできない状況も多く、トラブルにまで発展するケースもわずかではありますが報告されています。そのような現状の中、活躍を期待されるのが生殖医療のコメディカルである、不妊カウンセラーと体外受精コーディネーターです。どちらも妊娠や出産、不妊に関する情報を患者へ提供し、個々に適した治療方法を選択できるようにカップルをケアします。このようにコメディカルとしてカウンセリング・ケアを実践し、研究活動を行うのが不妊カウンセラーと体外受精コーディネーターの役割です。

コ・メディックの役割

資格認定と更新

不妊カウンセラー、体外受精コーディネーターは、NPO法人日本不妊カウンセリング学会によって認定される資格です。これらの認定を受けるには試験に合格する必要があります。試験の内容は筆記・面接で、生殖医療やEBM、またカウンセリング・ケアに関する知識や応用力が求められています。体外受精コーディネーターの場合、さらに高度な生殖補助医療(ART)の知識が必要で、医師やエンブリオロジストと同等の知識を持つ、ART施設に従事する方が望ましいとしています。

不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター資格には有効期限があり、5年ごとの継続には更新が必要です。

資格の取得・更新をする際に必要な「不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座」の受講は、常に新しい情報や知識を取り入れ、患者が適切な不妊治療を選択する際に正しい情報を発信することを目的としています。日本生殖医療研究協会も、講師の派遣や講座運営でNPO法人日本不妊カウンセリング学会をサポートしています。

  • 資格認定と更新の詳細はNPO法人日本不妊カウンセリング学会のサイトをご覧ください
  • 日本不妊カウンセリング学会サイトへ